たまには記事的な内容でも。MTG中級者向け。
 

 僕は今年に入ってから何回かプレミアイベントで偶然にもTOP8に入賞する事ができましたが、横浜は惨敗でしたし、シーズン最初のPTホノルルも惨敗でした。

 これはMTGというゲームの性質である運の要素があるため、というのは当たり前な話ですが、それ以上に「負けるべくして負けている」試合が多数あるからです。

 しかし実際にはその「負けるべくして負けている」という事に気が付くのは難しく、僕達は普段から「デッキ選択」、「プレイミス」、「サイドボードのin,outの選択のミス」、「マリガンミス」等など、本当にたくさんの要素が複雑に絡み合って敗北という結果に辿り着いている、という事になかなか気がつけません。

 なぜ気が付くのが難しいのか?それは、「運」の要素のせいです。
 「運」は「努力」と反対の位置にある要素なので、「運」の要素を考慮しだすと「努力」の値はとたんに霞んでしまいます。

 しかし、「運」の要素がMTGというゲームにおいて重要なのも事実です。

 なので、勝った時は「運」が良かった。負けたときは「努力」が足りなかった。こう考える事で極力「運」の要素を思考の外へ押し出す事ができると思います。

 勝ったゲームは「運」で勝ち、負けたゲームは「努力」が足りなかった。こう考える事で負けた時に何が悪かったかを思考する事ができるようになるはずです。しかし大抵の場合、自分だけでは何が悪かったかの結論を導くのは難しいです。その場合は違和感を感じた部分を周りの「才能」のある人に聞いてみましょう。そうする事で、少しずつ自分の思考の引き出しを「才能」のある人に近づけていく、こうする他「才能」の無い者が勝つのは難しいのではないか?と僕は思います。

 負ける、というのは僕らがMTGしている以上避けられないものです。しかし、負けるという事は、僕らが更に上手くなるためには絶対必要なものです。なので、とにかく負けを重ねるために、たくさんのイベントに参加しましょう。そして、負ける度に上手くなるための要素を探すようにしましょう。

 負ける、というのも案外悪くないものですよ。
 


コメント

ゆらりん@ MTGを休止中
ゆらりん@ MTGを休止中
2012年6月28日22:35

かなり同感です。
MTGをガチで初めてから&社会人になって仕事をしだしてから、失敗を何度も繰り返して、その都度誰かから指摘されない限り、物事は上達しないという事を痛感しました^^;
あと、俺は携帯のメモ帳に「MTG対戦のセオリー&注意点」「各カード(自分&相手の使うカード)毎の注意メモ」「各相手デッキの対策法」を逐一書いてるんですが、これらの「失敗して強く印象に残った事」以外はつい忘れてしまいがちになってしまいます。
そういう意味では、負ける事、ミスる事は上達には欠かせない要素ですよね。

あと、他者からのアドバイスは本当に助けられます。
知識を授けられて、対策の幅がぐっと広まる感じがするというか。

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